診療時間8:30~12:30/13:30~17:30(木 8:30~12:30 土 8:30~13:30)*休診日:日曜・祝日 tel. 017-777-3232
青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」院長 工藤剛大です。
昨年中は、数多くの患者さんにお運びいただき年内の診療を無事に終えることが叶いました。
これも一重に数多くある歯科医院の中から当院の診療方針に賛同いただきお選びいただきました患者さんの支えがあってこそと感謝申し上げます。
本年は5月に開業まるっと20年を迎えます。今まで必死に前だけを見て、振り向きもせず走り抜けてきました。
思い起こせば私の開業は波瀾万丈でした。
大学を卒業以来勤めていた歯科医院の院長先生が亡くなったことでずっと勤務医で行く予定の人生設計の変更を余儀なくされました。笑
そのころは分院長という立場にあって、若い研修中のドクターや新卒のドクターを抱えていて歯科医院のオーナーが変わるという若い私にとって迷いの時でした。
たくさんの先輩方から助け舟が出していただきました。ですが新卒ドクターと一緒に受け入れてくれると温かいお言葉を頂戴した先生にお世話になり、その後ここ青森市緑に開業するに至りました。
開業に向いていない!と親の大反対を受けていました。
兄弟の中でもおとなしい子だった私が、反対を押し切るなんて自分自身の人生初の反抗期です。
30歳過ぎて、家庭を持った後に親に反抗してどかーんと爆弾を落としたのですから、両親お気持ちを思うと申し訳なさでいっぱいになります。
ミドリデンタルクリニックはこのようにスタートしましたので、自分自身も毎日不安と闘っていました。
最初は1日3人、多くて6人の患者さんのご来院が続きました。
あー、親の反対なんて押し切らなければ良かったなと思わない日はありませんでした。
それでも必死に診療は続けていました。
ご来院いただく患者さんから看板がないから何屋さんか分からないとか、カタカナの病院名で何屋さんか分からないと様々なお話を聞かせていただきました。
そんなこんなをしているうちに1日数十人と患者さんがどんどん増えていきました。
増えていく患者さんにどうして当院へいらしていただけたのか?とお伺いすると、当院へ開業当初からいらしていただいている患者さんのご紹介の方が数多くいらっしゃってくださっていました。
お亡くなりになってしまった患者さんもいらっしゃいますが今もご通院いただいており、支えてくださったこといつも感謝しています。
患者さんに恵まれたこと、そして何よりスタッフに恵まれたことが和t氏を支え続けてくれています。
スタッフについては、私が院外で患者さんにあっても、先生のところの○○さんにいつも良くしてもらっていると温かい言葉をかけていただいたりすると、うちのスタッフの名前まで覚えていただけているんだと嬉しくなります。
これも、スタッフの努力のおかげです。この場を借りて感謝を伝えさせてください。
みんなありがとうございます。これからも引き続きよろしくお願いします。
さて、私の歯科医院開業は両親から大反対を受けての開業でした。
反対もされずスムーズに開業に至っていたら頑張れなかったかもしれません。笑
必死に技術の研鑽につとめ、地域貢献をし、患者さんのお喜びの声をたくさん集めること、そしてそのお喜びの声を集めることこそがこれまでんお歯科医師生活の私の心の支えとして突っ走ってきました。
スノーボードでこけた時、
「先生、他は怪我しないように守ってね」
2011年の震災の時、
「先生がいるのに、診察してもらえないんだね」、
「先生が休診したから僕はよその歯医者に行かなくちゃいけなくて辛かったんだから」、盲腸になった時、
「先生が急にお休みするなんて、疲れがたまってたんだね」「大丈夫」と温かいお言葉の数々を賜ってきました。
患者さんからの温かい言葉の数々によって支えられてきたのです。
日々の研鑽にも挫けそうになったこともあります。
今ではオンラインで多くの学びが得られるいい時代になりましたが、私が開業した時代は現地で行って学ぶことが必須の時代でしたから、青森から仙台、東京、大阪、九州、時には海外へも足を運んで学ぶこともあり、体力的にも辛いと思う日があったのも事実です。
ですが現在も時間を作って技術の研鑽に努められているのは患者さんからの温かいお言葉をいただけたからにすぎません。
技術の研鑽において、昨年は特に小児矯正にさらに力を入れて学んでおりました。
本年は今まで以上に成人矯正に力を入れて学んでいきたいと勉強会に申し込みをしました。
口臭治療、インプラントは引き続き学び続けております。
今年は実習型のセミナーへ多く参加さえていただくため、数日の休診日を設けさせていただき患者さんにはご迷惑をお掛け致します。
患者さんに青森で都会のより良い歯科医療を受けていただけるよう邁進してまいりますので、ご理解とご協力のほど賜りますようお願い申し上げます。
丸っと20年の節目の年、ますます頑張ります。これまでと変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
院長 工藤 剛大