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青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。
歯ブラシをする時に、おもいっきりゴシゴシしてませんか?
かく言う私は、めちゃくちゃゴシゴシしてしますので、毎日は歯ブラシの力加減をとても注意深く気にかけながら行います。
そんな私ですから、ゴシゴシ思い切り力をかけて歯ブラシしないと磨いた気がしない!と言う患者さんの気持ちとても良くわかります。
ですが、強く磨いてスッキリした!と自己満足に浸ってしまっていい事はひとつもありません。
強く磨いたって、優しく磨いたって汚れが落ちれば一緒じゃん!っと思う方がいます。
ですが、思いっきりゴシゴシと磨くことによって歯茎は傷付き、痩せてしまいます。
ゴシゴシ磨きがあなたに及ぼす悪影響は・・・
・歯茎が下がる(歯が長く見えるようになる)
・歯茎が下がることによって歯の根っこが出てきて神経に近いため「歯がしみる」ようになる
・歯茎を傷つける
・根元の部分が削れてしまう
このように、歯茎がやせ細ってしまったりして症状が出てしまうと歯の健康が保てません。
つまりご自身の力で美味しい食事を続けていくことが難しくなります。
これでは、歯ブラシをする意味を考えれば本末転倒の結果になってしまいます。
歯ブラシの毛が広がりも早くなります。
歯ブラシのヘッド側から見て毛先が横に見えるようであれば、その歯ブラシの汚れを落とす力は70%減、歯ブラシの交換時期をとうに過ぎている状態です。
つまり汚れが落とせない歯ブラシでゴシゴシ歯磨きをして、ご自身の健康を脅かすことになってしまうのです。
歯ブラシは優しく親指と人差し指で軽く柄を持ち、優しくブラッシングすることが大切です。
私はせっかちな性格のため、毎日の自分の事はついついサクサクっと済ませようとして雑になりがちです。
ですが、大事なペットの毛並みを整えるブラッシングや歯ブラシはゆっくり優しくを心がけ実行できたりしています。(笑)
本来なら大事なペットを守るためにも自分の身体が健康でなければなりませんから、自分のメンテナンスにも時間をかけて「自分自身にも優しく」を心がけて努力しなくてはなりません。
みなさん是非、ご自身のお身体の健康維持と毎日の美味しい食事を続けるために歯ブラシの力加減、気にしてみてくださいね。
そして、ご自身のお口の健康を確かめるために年に3回から4回は定期的なプロのメンテナンスを忘れずにお願いしたいと思っています。
よろしくお願いします。