青森市緑にある歯科医院 [ミドリデンタルクリニック]

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甘いジュースは百害あって一利なし?

青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

暖かくなってきて、熱中症の心配をする機会が増えきました。

お子さんにペットボトルに入った甘い清涼飲料水を飲ませていませんか?

好きなタイミングで水分補給ができるため世代や男女を問わず飲んでいる人が多くいます。

しかし飲み続けていると時に恐ろしい事態になることがあります。

目次

清涼飲料水と健康リスク

スポーツドリンクとペットボトル症候群

熱中症を避けるために、医師がスポーツドリンクを勧める場合などもありますが。以前、熱中症になった男性が、そういった指導を受けた自身の経験から部活をする息子さんに1年以上毎日1.5Lから2Lのスポーツドリンクを飲ませていた結果、息子さんは昏倒してしまいました。そしてそのことから検査の結果10度の糖尿病であることがわかったケースもあります。

このようなケースから糖質の多いペットボトル飲料の過剰摂取が原因で糖尿病を発症する「ペットボトル症候群」が10だいの若者に増えており日本だけでなく世界で問題になっています。

過剰な糖質摂取によるリスク

糖質たっぷりのジュースやスポーツドリンクなどを日常的に大量に飲んだらどうなるでしょうか?

万が一糖尿病を発症し、インスリンが枯渇してしまうと糖質を含む清涼飲料水を1本飲んだだけで血糖値は急上昇し、命の危険に陥る可能性は高くなります。脱水症状や喉の渇きを潤すには、糖質の含まれないお水やお茶を飲むようにしましょう。

清涼飲料水に含まれる糖分

ペットボトルの清涼飲料水に含まれる糖の分量を角砂糖に換算すると以下の通りです。

清涼飲料水500mlあたりの糖分量

歯医者さんが、清涼飲料水は虫歯になるよ!!!といってもあまり意識してもらえませんが、これだけの糖分をとると糖尿病リスクが高まります。虫歯にもなります。いいことは一つもありません。

まとめ

この夏は、水分補給の際に糖質の入っていないお水やお茶を摂ることで熱中症対策を心がけて、歯磨きも忘れずにご自身と大切な人の健康を守りましょう。