青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

セカンドオピニオンでいらした患者さんのお話です。

「セカンドオピニオンって正直に話して今通っている歯医者さんじゃない歯医者さんにに相談に行っていいなんて思わなくて。。。」と、とても不安そうにいらっしゃったのがとても印象的な患者さんです。

当院をセカンドオピニオンの場所として選んでくださったのはお友達からのご紹介でした。とても嬉しいお話を伺えました。期待に応えられたらいいなと思いました。ありがとうございます。

さて、こちらの患者さんですが他院さんで、下の歯の７番目のを抜歯済みです。

保険の歯の銀歯で治療をしたそうなのですが、金属アレルギーの反応が出たため通院中の歯医者に相談したところ、銀歯を外すことと、その後の治療方法としてセラミックか金歯を薦められたとのことでした。

それならばセラミックを選択したいけれど、一括支払いの準備がすぐには出来ないと話をしたところ保険診療のブリッジを提案されたそうです。

この内容を、当院に通っていらっしゃるお友達からブリッジって健康な両隣の歯を削るんだよね、本当に大丈夫？他にも聞いてみたほうが良いんじゃない？とアドバイスを受けたそうです。

セラミックのお金が貯まるまでこのまま放置したらダメですか？とのご相談です。

ご本人は転院するなら第一希望を、自由診療のセラミックの歯をご希望されています。下記の三つをご提案しました。

①セラミックの歯が入れられるようになるまで歯がない状態で放置はお勧めしません。

＜理由＞

• 下に歯がない状態だと上の歯が下がって噛み合わせが悪くなります。
• 上下の歯がきちんと噛み合わせていないとお身体の不調の原因につながります。
• 治療を後送りにしてしまうと支払いの準備ができた頃には新たな問題が発生します。
• 上の歯が下がってしまうとその歯を失う危険性が伴います。

②一旦、保険で銀歯ではなく、プラスチック製の白っぽい歯を入れておく。

<理由>

• 現在の保険診療の要件だとこの患者さんには７番目の歯にプラスチックの白っぽい歯が適用可能であること。
• ①の通り何もしないままお金の準備期間を待つと患者さんにとってリスクが多いこと。

※保険の白っぽい歯が適用になるかどうか？条件が設定されていますので診察を

受けていただいてからのご提案になります。あくまで“白っぽい”白の歯になります。

天然の白い歯に近い見た目が綺麗な歯、強度のある歯をご希望の方はセラミックや

ジルコニアの選択がお勧めです。

③支払い方法について、セラミック矯正をご希望のためデンタルローンの提案をしました。

• 歯の自由診療専用のローンの取り扱いがあります。
• ホワイトニング以外の自由診療が適用です。
• 同じ歯を何度も治療していくと、最終的にその歯を失うリスクがあります。
• デンタルローンの利率は３％〜５%です。
• 利子は発生しますが最短で患者さんのご希望を叶えることが可能です。

また、保険診療の範囲で患者さんが今通っていらっしゃる歯医者さんで提案を受けたブリッジの他にも入れ歯というご提案も可能でした。

いろいろご提案をさせていただきましたが、ご本人がセラミックをご希望という点にお変わりがなかったため、当院へ転院いただくこととなり、デンタルローンをご利用にてセラミック治療を開始することになりました。

このように患者さんのご希望の他にもたくさんの治療方法があったりします。

ご自身にあったそれぞれの治療方法のメリットとデメリットを踏まえて詳しくお話ししてまいりますのでお気軽にご相談ください。