診療時間8:30~12:30/13:30~17:30(木 8:30~12:30 土 8:30~13:30)*休診日:日曜・祝日 tel. 017-777-3232
青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。
こんにちは。本日セカンドオピニオンでいらっしゃった患者さんがいらっしゃいました。
その患者さんから、セカンドオピニオンって主治医の先生に失礼じゃないの?
色々聞いてもいいの?また前の病院に戻ってもいいの?ミドリに通うって気持ちになっちゃった、いいの?
と、沢山ご質問をいただきましたので、もしかしたら他の患者さんも同じように思っていらっしゃるのかな?と思ったのでブログでお伝えしようと思います。
「セカンドオピニオン」とは、
など、患者さんが治療方法の選択に迷ったり、疑問を持った時に主治医以外の医師に質問をすることです。
当院では数多くの患者さんに「セカンドオピニオン」にてご来院いただいていますし、患者さんが治療方法に迷われているかな?と感じた時は他院さんでセカンドオピニオンを受けていただくようにご提案しています。
そのため本日お越しいただきました患者さんがご心配されているような
これらは全く問題ありません。
なぜなら、気持ちに不安を持ったまま治療を開始されることのほうが患者さんにとってよっぽど問題になってしまうからです。
不安などを抱えたままの治療はどんなに頑張っても上手く進みませんし、治療方法もさまざまあります。診療方針によって、そして担当医師によってそれぞれ見解が違うこともありますので治療方法はもしかしたら他にあるかもしれないからです。
当院の診療方針は、予防と病んでしまった歯でもできるだけ削らない方法で歯を守ることです。
歯を一度削ってしまったら、再生することはありません。
ですから、病んでしまった歯も最低限ギリギリ削らないとならないところだけを削って歯を守る方法を選択しています。
そのため、経過観察中に歯が痛むという症状が出てしまうことが発生することもあります。
もちろん、経過観察中に起こりうるリスクとして事前に患者さんにお伝えした上での治療方法です。
途中で痛みが出る可能性があるくらいなら重いっ切って削って欲しいとおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、思いっきり歯を削ってしまうとその歯の寿命がかなり短くなってしまうので患者さんにとってハイリスクな治療になってしまう場合があるのです。
歯を1本失うことで患者さんにかかるリスクは1本あたり80万円と言われています。
つまりご自身のお口元には1,600万円の価値があるということです。
歯を失うと治療に通う時間や健康な歯を削って失ってしまった歯の補強をしなければなりませんので、単純に1本くらいダメになっても。。。という問題では済まされないのです。
そのため当院に通っていただいている患者さんには痛くなる前に歯医者に通っていただけるようお伝えしていますし、一度虫歯や歯周病になってしまったお口元は治療して完治ではなく「寛解」であることをお話ししています。
ですから、当院では歯を失うリスクを減らすために、患者さんのより良い口腔内の維持のために今提案されている治療方法に代わる治療方法ないか?など迷いがあル場合はセカンドオピニオンを受けていただきましてご自身の治療方法を選択していただけたらと考えています。
お気軽にセカンドオピニオンをお申し付け頂けたら幸いです。