青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

先日美容院に行ったら、美容室のブログでお店やスタッフさんの紹介をしていると伺いました。

そういえば！院長やスタッフについてお話ししたことってないかもと思い今回はブログに書いてみようと思いました。

当院は2016年5月に開業いたしました。最初は院長を含め5人でのスタート、治療のお椅子も3つでした。

院長は開業当初から「地域貢献」、「最新の治療を青森で」を目指し、時間があれば全国どこにでもセミナーを受けに走り回っていました。現在コロナ禍にありセミナーがZOOMになり出かけることはなくなりましたが、その代わりに毎日診療後何かしらのセミナーが開催されるので今も変わらず勉強は日々行っています。

７年くらい前でしょうか？患者さんの声にならない声を聞いてみたいと「歯科甲子園」という歯科医院覆面調査に参加しました。患者さんの「こうして欲しい」を聞くことができた貴重な日々でした。そして、参加していくうちに全国１位という賞をいただくことができました。

最後には壇上でプレゼンをしましたが、動きをつけてプレゼンをしたため歌って踊れる歯医者さん（笑）と揶揄われたりもしました。

ですが院長は、院長と一緒に歌って踊ってくれるスタッフを持てたこと、こんなにいいチームが持ててる幸せなことだ！スタッフの皆に「みんなついてきてくれてありがとう！」といって皆さんからの揶揄いもどこ吹く風で邁進していきました。

その頃には、治療用の椅子の台数も5台、6台と現在の形になりつつありました。

治療の勉強も変わらず続けていましたので、インプラント治療はもちろんのこと口臭治療の第一人者本田俊一先生のもとで「ほんだ式口臭治療」学ばせていただき、歯科甲子園がご縁となり予防のメンテナンス「トータルヘルスプログラム（THP）を辻村傑先生からもいち早く予防メンテナンスシステムを学ばせていただくことが叶いました。その後、セレックの導入や、最近ではマウスピース矯正インビザラインを導入する運びとなり4年が経ちました。

色々なセミナーに参加し全国の先生方とつながったことで、最新の情報がいただけたこと悩んだ時に力になってくださる歯科医師仲間を持てたことで、院長が開業当初から願ってまいりました「患者さんが都会に治療に通う不便をなくしたい」という思いが少しずつですが叶うように精進している最中です。

開業してから、沢山の患者さんにお越しいただきました。

特に今は天に召されてしまいもうお会いすることが叶わない方々もいます。

先生に見て欲しい、出張先から駆けつけて治療に通ってくださいました。病気になっちゃった。身体を動かしたいから先生のところに通うことを目標に頑張るよ。

突然の事故でお別れした悲しい出来事もありました。

連休中に先生が休んでたから僕はよその歯医者に行かなくちゃいけなかったんだ！もう！お休みしないでね！！！

ごめん、ごめんと言いつつ、健康に気をつけて予定外のお休みはしないようにしなくちゃ。と改めて思った出来事でした。

数年前盲腸になった時は痛さと、皆さんに突然お休みすることになることへの申し訳ない気持ちとで辛かったです。

そんな当院は現在20名を超えるスタッフを抱える大所帯となりました。ドクターも常勤、非常勤と増えました。

スタッフの半分が子育て中です。コロナ前はお母さんが働いていて、体調不良じゃないけど学校に行きたくない日は医院に同伴出勤して病院のお手伝いをしたり、スタッフルームで宿題をしたりしていました。

早くそんな日常を取り戻したいと願っています。

小さかったスタッフの子供たちが大きくなって今はミドリで働くお母さんに、「お母さんが病院に行かないと困る人が沢山いるんだから」と励ましの言葉をかけてくれるようになりました。ミドリキッズには毎日感謝しかありません。ありがたいことです。

スタッフの半分が母であること、院長は予定外のお休みは患者さんのご迷惑につながるとの思いがあり、スタッフの子供たちの年間スケジュールをもとに診療日や診療時間を調整させていただく方法を選択してきました。

これは、いつものあの子がいる時間に行きたい！という担当をご指名いただくことが増え、患者さんにとってもお馴染みのご希望スタッフが長く勤めてくれれば安心につながるとの思いから導入した方法です。

稀に患者さんからミドリに通いたいけど診療時間について閉まるのが早いから、、、と言われてしまうことがあるので申し訳ないのですが、女性が9割の歯科業界においてベテランとしてが働き続けていける環境を整えることも患者さんにとってご安心いただける歯科医院作りの一環だと考えていますのでご理解とご協力を賜れましたら幸いです。

勤めてくれているスタッフも長く当院に所属してくれるようになりました。

患者さんのご協力のおかげです。ありがとうございます。

ベテラン勢が新しい仲間を支え、全員で一丸となって患者さんにとって通いやすい医院作りを目指して頑張ってまいりたいと思います。

どうぞ引き続き当院をご愛顧いただけますようお願いいたします。