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青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。
「ボトックス治療」って美容外科でやる、あの小顔のやつでしょう?って思われている方も多いと思います。
歯科では、歯ぎしりや食いしばり肩こりや、偏頭痛の症状緩和のために治療をご希望されることが多い治療法です。
肩こりや偏頭痛でお悩みの方はその多くの方が無意識で食いしばってしまっていてある時ふっと気づく方、虫歯もないのに歯が痛いなどの症状で歯科医院に来院して初めてわかる方です。
歯ぎしりや食いしばりは朝起きた時に顎が痛い、パートナーの方に指摘を受けた、歯にヒビが入って虫歯になった、歯や歯の根っこが敗れたりする方も増えています。
歯ぎしりや、食いしばりがあるとさまざまな弊害があります。
・首こり、肩こり、偏頭痛
・熟睡できない(起きた時の倦怠感や顎の疲れ)
・顎関節への過度の負担による顎関節症の発症
・歯がかけたり、折れてしまう可能性を引き起こす
・虫歯になりやすくなる
・詰め物、被せものが外れやすくなる
・エラが張る、顔が大きくなる(咬筋が発達してしまうため)
・頭痛、肩こり
・歯の磨耗
・歯周病の進行
・虫歯のリスク拡大
歯ぎしりや、食いしばりは全身の健康にもさまざまな障害を起こしますので放置せず早めの治療をお勧めしています。
そこでお勧めなのが、ボトックス治療です。
歯並びを整え噛み合わせを整えることが望ましいのですが、治療期間も長い治療になりますので、そこまでの決断ができないという方にお勧めの治療方法です。
「ボトックス(ボツリヌス)」とは、ボツリヌストキシンと呼ばれる複合毒素から、毒すを取り除かれて中質されたタンパク質の一種です。
美容の世界では、シワ取りで使用されているので皆さん一度は耳にしたことがあるかと思います。
歯科の世界では、筋肉を弛緩させる作用があるため、歯ぎしり、食いしばりに有効な治療方法です。
・歯ぎしり、食いしばりの改善
・顎関節症の改善
・発達した咬筋の弛緩させる(いわゆる小顔効果です笑)
・歯ぎしりが原因の歯周病治療による原因除去
・オトガイ(顎の梅干しジワ)の改善
・ガミースマイルの改善
・花粉症、口呼吸の緩和
個人差はありますが概ね、4〜6ヶ月が目安になっています。
永続的な効果があるわけではありませんので、定期的に治療を行うことで効果の持続と改善が顕著になります。また治療を続けることで持続時間が長くなっていく傾向もあります。
治療の継続に関しては医師、スタッフと相談しながらご提案して参りますのでどのように継続していくか話し合いながら決めていきましょう。
注射による投与になります。
注射部位の腫れ、内出血、疼痛などが出る場合があります。が、ほとんどが一時的なものですので時間の経過とともに自然に消えていきます。
・ボトックスを投与した最初の1週間は顎が思い・だるいなどの症状を感じることがありますが時間の経過とともに自然に消えていきます。
・対処療法なので年に2〜3、4回を目安に継続的に行うことで効果が持続します。
・妊娠中、または妊娠の可能性がある方や、妊娠をお考えの方は背術を行うことができません。
・ダウンタイムは約1週間くらいを目安にお考えください。
・治療当日の過度な運動や、飲酒はお控えください。
治療方法について詳しく聞いてみたいな?と思ったら、お気軽にスタッフへお声がけくださいね。