青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

「健脳歯科」って聖子ちゃんの旦那さんが医院長になったよね。一旦どんな治療なの？

患者さんとお話が弾みましたのでここでも少しお話ししたいと思います。

「健脳歯科」とは、認知症リスクを減らすために歯周病治療を行う歯科クリニックです。口腔内の状況や患者さんの要望に合わせて治療プログラムを作成するオーダーメイドの慈悲診療専門クリニックです。

特徴としては

• 認知症のリスク因子を減らすため歯周病治療を行う。
• 医科歯科連携の元各専門医チームによる治療を提供する。
• カウンセリングで患者さんのヒアリングをする
• 脳内に蓄積したアンドロイドβタンパクを可視化する

健脳歯科の例はわずかで、聖子ちゃんのご主人が院長を務める神奈川歯科大学「歯科・健脳クリニック日本橋」では歯科医師の他に認知症専門医も在籍しており、認知機能をチェックすることでアルツハイマー病が見つかるケースもあり、予防的介入が必要とされています。

世界中でコロナが蔓延し、これまで口腔内の菌がお体に及ぼす影響について疎かった日本人も口腔内の衛生が全身疾患につながることや、感染リスクについて身をもって知ることになりました。

特に歯周病について歯を失う程度のことで「病気ではない」と軽くしか捉えていなかった日本人が「歯周病」は全身疾患に関わる怖い「病気」と認識するようになりました。

つまりこんな病気になったら大変だと思うような心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・誤嚥性肺炎・早産そして認知症を引き起こす怖い病気だとすることとなったのです。

当院では、「歯科・健脳クリニック日本橋」のように大学病院ではないので、医科歯科連携はなかなかハードルが高く難しいのですが、以前より「T H P〜トータルヘルスプログラム」という歯周病に特化した治療プログラムをご用意しています。この治療方法は聖子ちゃんの旦那さんが所属する「神奈川歯科大学」出身の辻村傑先生が考案者で、ヨーロッパの予防歯科プログラムに感銘を受け学び、確立した治療方法になります。

神奈川歯科大学は以前より口腔内の菌について熱心に研究をしており、副学長の槻木先生は口腔内病理診断学、唾液腺健康医学などを専門としておりメディアにも多く出演されています。

そいった環境から歯科から認知症に対してのアプローチをお悩みとする患者さんが増え独立した環境を海外からの患者さんも含めて対応していくために、今回聖子ちゃんの旦那さんが院長を務められる「歯科・健脳クリニック日本橋」の開業になった流れのようです。

一般歯科からのアプローチは口腔内の常在菌のコントロールによって歯周病を治療することです。

そして常在菌コントロールすることは口腔内の菌をすべて「殺菌」するのではなく、良い菌は残して育てる、悪い菌は排除するという考え方です。

色々なテレビC Mで「殺菌・殺菌」と流れていますが、口腔内にあって良い働きをする菌を殺してしまったら、感染症の予防も歯周病の予防も叶いません。

歯周病の「菌」について知りたい、コントロールして病気の予防を叶えたいとお考えでしたらT H Pトータルヘルスプログラムは有益な治療方法です。当院では専門教育を受け認定試験を通過したスタッフが対応いたしております。ぜひご相談ください。