青森市緑にある歯科医院 [ミドリデンタルクリニック]

〒030-0845青森県青森市緑2-13-14

診療時間8:30~12:30/13:30~17:30(木 8:30~12:30 土 8:30~13:30)*休診日:日曜・祝日 tel. 017-777-3232

小児矯正って意味あるの?

青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

小児矯正のご相談にいらっしゃる保護者の方から、次のようなご質問をいただくことがあります。

  • 他院で「矯正は大人になってからでよい」と言われた
  • 「子どものうちに矯正をしても、歯並びは治らない」と言われた
  • しかし、ミドリデンタルクリニックでは「小児矯正を検討した方がよい」と説明された
  • いったい、どちらが正しいのでしょうか?

実際には、小児矯正を勧めるかどうかは、お子さんの歯並びや顎の成長、治療の目的によって判断が異なります。

また、小児矯正と成人矯正は、どちらも歯並びを整える治療ですが、主な目的が異なります。

目次

小児矯正の目的

小児矯正では、お子さんの顎の成長を利用しながら、次のような治療を行います。

  • 顎の大きさや上下の顎のバランスを整える
  • 永久歯が並ぶためのスペースを確保する
  • 前歯や奥歯のかみ合わせを改善する
  • 指しゃぶりや舌の癖など、歯並びに影響する習慣を見直す

小児矯正は、単に歯を動かしてきれいに並べることよりも、まずは永久歯が出て来れる場所を確保することが第一目的です。

永久歯の歯が生える場所を確保することで、歯並びが綺麗に見えるように整えていけるように、お子さんの顎の成長や歯の生え替わりを考慮しながら、将来の歯並びやかみ合わせを整えていく治療です。

成人矯正の目的

一方、成人矯正では、顎の成長がほぼ終了しているため、すでに生えている歯を動かして歯並びやかみ合わせを整えます。

歯を並べるスペースが不足している場合には、治療計画によっては抜歯が必要になることもあります。

ただし、抜歯が必要かどうかは、年齢だけで決まるものではありません。歯並びや顎の大きさ、口元の状態などを詳しく検査したうえで判断します。

小児矯正にはどのようなメリットがある?

小児矯正には、次のようなメリットが期待できます。

1.成長を利用した治療ができる

成長期のお子さんは、顎の骨も発育しています。その成長を利用することで、上下の顎のバランスや歯が並ぶスペースを整えられる場合があります。

2.抜歯を避けられる可能性がある

歯が並ぶスペースを確保できれば、将来的に健康な永久歯を抜かずに済む可能性があります。

ただし、すべてのお子さんが抜歯を避けられるわけではありません。お口の状態によって治療方法は異なります。

3.かみ合わせやお口の機能を改善しやすい

歯並びだけでなく、かみ合わせ、口呼吸、舌の位置や飲み込み方などを確認しながら治療を進めることがあります。

お口の機能を整えることは、歯並びの安定やむし歯・歯肉炎の予防にもつながります。

小児矯正にデメリットはある?

小児矯正にはデメリットもあります。

小児矯正は、顎が小さいことは現代病とも言われ、ほぼすべてのお子さんに必須の治療とも言われています。

しかし、次のような点には注意が必要です。

  • 治療期間が長くなることがある
  • 装置の使用やトレーニングに、お子さん本人の協力が必要
  • 保護者の方による装置の管理や声かけが必要
  • 成長や歯の生え替わりによって、治療計画が変わることがある
  • 小児矯正の後に、成人矯正が必要になる場合もある

小児矯正を行ったからといって、必ず成人矯正が不要になるとは限りません。

小児矯正の目的は、お子さんの成長を利用して、将来の歯並びやかみ合わせをよりよい方向へ導くことです。

小児矯正はいつから始める?

「歯がすべて生え替わってから矯正を始める」と考えている方もいらっしゃいます。

しかし、小児矯正では、「永久歯が生えそろう前」の時期に治療を始めた方がよいでしょう。

特に、前歯の生え替わりや顎の成長の時期は、お子さんによって異なります。

「歯が生え変わったら」の時期は、上下の前歯が生え替わり始める小学校2〜3年生頃になります。

この時期から矯正治療が適しているか検討にはいると、上顎の成長は10歳頃までで止まると言われているため、お子さん自身の成長を利用して歯が生えるスペースを小児矯正にて確保することが困難になります。

受診の適切な時期は、個人の身長や体重の成長がそれぞれ違うように、歯並びや顎の成長によっても異なります。

ミドリデンタルクリニックは、「年中さん頃から」何もない時期だからこそ定期的に歯科医院でお口の状態を確認しておくと、歯の生え替わりや矯正相談のタイミングを逃しにくくなり、ご家族でお子さんの歯並びについて話し合う時間も取れて、費用の面、期間の面、通院について検討時期が話し合えるという点から小児矯正相談の「最良時期」と考えております。

小児矯正で歯科医師が確認していることとは

小児矯正の診察では、歯の位置だけでなく、次のような点も確認します。

  • 顎の大きさや上下の顎のバランス
  • 永久歯が生える方向
  • 歯が並ぶためのスペース
  • かみ合わせ
  • 口呼吸や舌の癖
  • 指しゃぶりなどの習慣
  • お口周りの筋肉の使い方

特に成長期のお子さんは、歯の生え替わりや顎の発育が進んでいくため、定期的な経過観察が大切です。

虫歯もないし、歯医者に行くなんてめんどくさいと思うかもしれません。

虫歯になってから歯医者に行くより、

「問題ないうちに定期的に歯医者に行く方が料金的にお安く済みますよ」

だったらどうでしょうか?

物価高のこの世の中、保険制度を利用しないてはありません。

そして保険制度を利用しながら、生涯一番自己負担が少なく「節約」するためには定期的に歯医者に通うことです。

小児矯正には意味がある?

小児矯正に意味があるかどうかは、お子さんのお口の状態と治療の目的によって異なります。

すべてのお子さんに小児矯正が必要なわけではありませんが、成長を利用して顎のバランスや歯が並ぶスペースを整えられるケースでは、検討する価値があります。

「矯正を始めた方がよいのか分からない」「まだ早いのではないか」と迷っている場合は、まず検査や相談を受けてみることをおすすめします。

大切なのは、早く治療を始めることだけではありません。お子さんにとって適切な時期と治療方法を知ることです。

まとめ

ミドリデンタルクリニックでは、お子さんのお口の状態や成長を確認したうえで、小児矯正の必要性や治療開始時期についてご説明しています。

矯正を行うか否かはご家族の判断になりますので強い勧誘はしておりません。ご安心ください。

小児矯正について気になることがありましたら、お気軽にご相談いただけたら幸いです。

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