青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

今日はホームページからお問い合わせいただきました患者さまのご質問に、ハッとさせられました出来事をお話しさせて頂きたいと思います。

その患者さまは、とても丁寧な文章でお痛みの箇所やお悩みがあること。
他院さんに通われていること。不安に感じていることがお有りでお困りの旨をお問い合わせページよりご連絡くださいました。

内容は、予防歯科をメインにしているミドリデンタルクリニックへ治療希望の悩みを持ったその患者さまが行っていいのか？というお問い合わせです。
長く歯科に携わっているとついついプロ側の視点で物事を捉えてしまいがちです。
気をつけてはいるものの、なかなか上手くできないこともあります。この患者さまからの問いわせの文章に申し訳ないことをしてしまったな、と感じましたので反省の意味も込めて当院について少しお話ししたいと思います。

当院の予防歯科について

当院は開業当初から院長の

「歯を削って患者さまと一瞬のお付き合いを繰り返すのではなく、患者さまの歯を守ることで、お一人お一人の患者さまと長くお付き合いしていく歯科医師になりたい！」
という想いから
『予防歯科』という単語を用いることで患者さまに「一生自分の歯で食事を続けていけるような健康なお口元を作っていきましょう。」とお伝えし続けて参りました。
ですから、最初から「先生、私、予防歯科を受けたいです。」と言って、ご来院いただく患者さまがいらっしゃって下さってきたわけではありません。現在のようにミドリデンタルクリニックは『予防歯科』がメインと感じ取っていただくようになったのは最近のことです。

今も初診の患者さまのほとんどがお痛みでご来院です。
ですが現在は、初診お痛みでご来院頂く患者さまにも、「予防歯科メインのミドリデンタルクリニック」と既存の患者さまによって認知いただけるように育てていただきましたおかげで、治療後は健康的なお口元を維持したいと願い、定期的に患者さまにご来院いただける医院に成長いたしました。

開業から約17年、院長の初心は変わらないまま、都会でしか受けられない治療方法を青森で受けて頂けるように、そして長きにわたって患者さまの健康なお口元を維持することでホームドクターとしてお付き合いして頂けるようにという想いで地域医療に携わって参りました。

院長自身の個人的感想で恐縮ですが、
「紆余曲折しながらの年月必死にやってきて、今もなお、日々当院へお運びいただける患者さまがいる限り頑張らなくてはと自分を鼓舞しております。おかげさまで長きに渡り患者さまに私の想いをご理解、共感頂いたことで支えられて参りました。そして今日も歯科医師としての想いを貫き通させていただくことが叶っています。」

院長が申します通り、長く共感頂き通っていただいている患者様のおかげで、今日『ミドリデンタルクリニックは予防歯科』と言っていただけるようになりました。

このような歴史から『予防歯科』をメインには診療させていただいておりますが、お痛み、審美など患者さまのお悩みは多岐に渡ります。

セカンドオピニオンももちろんご相談に応じております。

縁あって当院にお運びいただきます患者様にとって良いホームドクターになれるよう今後も精進して参ります。歯に関するお悩み事はお気軽にご相談いただけましたら幸いです。

ミドリデンタルクリニック　工藤瑞恵