青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

ここ最近は青森県内の新型コロナ感染の患者さんが多く病床使用率が50％に近い日が続いています。
そのため当院にお運び頂く患者さんから、ミドリの受診を希望しているけど、ワクチン接種日に近い日にちで受診ができますか？というご相談が増えています。

当院では接種日前の受診をご案内しています。
なぜなら接種前にご来院頂ければ、接種後の準備が叶うからです。
接種日前の受診が叶わない場合は、接種後1週間置いての受診をご案内しております。
もちろん「ワクチンの接種」だけで、副作用などの症状がなければ受診は可能です。

ワクチン接種後に受診できる？

ですが、『発熱』があれば、いかなる状況であっても受診はお断りしています。
「ワクチンを打ったから熱が出たとわかっていてもダメなの？」と聞かれることがあります。
残念ながらワクチン後の発熱が、ワクチンによるものなのか、もしくはその他の原因かが明確に診断ができないのが現状です。
そのため『発熱』の症状が出ている場合は医院内にご案内することは叶いません。

「痛みが出てしまったら？」と、質問が続くことがあります。
大変心苦しいのですが痛みが出てしまったとしても、『発熱』していればお断りせざるをえません。

巷の噂によれば、新型コロナワクチンのメーカーによって接種後の症状が異なっているようです。
また気の持ちようで副作用の症状が出ないという噂も聞こえてきます。

医療従事者の立場からエビデンスのないことは発信致し兼ねますが、私自身医療従事者ということで、皆さまよりも先に新型コロナのワクチン接種をさせていただきました。
あくまで個人の感想ですが、接種1回目は、インフルエンザの予防接種後のような腕の痛みがあり、接種2回目もだるさも何も感じることはありませんでした。

患者さんからのお問い合わせも多いことから周りの友人、知人にも聞いてみました。
私とは異なるメーカー製ワクチンを接種した人は、1回目私と同様に腕に筋肉痛に似た症状が出て、2回目39度台の発熱が2〜3日続き、その後1週間だるかった人など症状は様々です。

個人的な見解による情報からで大変恐縮ではございますが、当院の大切な患者様におかれましては、もしお口の中で気になるところがある、気になるところはないけど、新型コロナワクチンを接種する前に色々なことが気になる、不安だと思いのある方は、『新型コロナワクチン接種前』にご来院頂けるようお話ししています。
そしてお痛みによるご来院の場合は、新型コロナワクチンを接種する旨を受付や担当スタッフに事前にお伝えください。万が一に備えて痛み止めのお薬をお渡しすることが可能です。

子どものワクチン後の治療

最近は小さなお子さんの間でも新型コロナの感染者が出たりして保育園・幼稚園・学校で不安に感じている親御さんがいらっしゃいます。
1人の子を持つ母として気になるのは、『歯の生え変わり時期のお子さん』のお口の状況です。
なぜなら、歯の生え変わり時期は急激なスピードでお口中に変化をもたらす場合があり、その際に痛みを伴う症状が出ることがあるからです。

歯の生え変わり時期には個人差がありますが、新型コロナの感染予防に関わらず、万が一に備えて5〜6歳のお子さんをお持ちのご家族様はお口に特別な症状がなくても歯科医院の受診をしたら歯茎に腫れがみえた、大人の歯が出てくるタイミングだったなど、プロの目で見た発見がある場合がございます。
お子さんも成人の患者様同様、『発熱』の症状がある場合はどんなにお痛みでお困りでも院内にご案内することは叶いません。

ですから、早めの受診を心がけ万が一に備えて準備をお勧めいたします。

ミドリデンタルクリニック　工藤瑞恵