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青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。
こんにちは。
子育て中の悩みって沢山ありますよね。
夜泣き、急な発熱。。。
笑った!寝返りを打った!つかまり立ちをした!歯が生えてきた!という喜びも束の間、お子さんの歯磨きってどうしたらいいの?と言う悩みが付きまとう親御さんにとっては、喜びと悩みが紙一重の時期でもあります。
歯医者がアドバイスできる悩める時期の「歯磨き」についてお話ししたいと思います。
歯が生えてくる頃には離乳食を開始します。
お子さんに「食べたら磨く」を癖つける絶好のチャンスでもありますが、お子さんからしたらミルクと違う離乳食が口の中に入ってきて、正直「これってなに?」という気持ちの連続の毎日です。
さらに追い打ちをかけるように、離乳食を「なんだこれは?」からやっと「美味しいじゃん!」と思ったのも束の間、「美味しいね〜」って言って一息ついたかと思えば、いきなり「お食事が終わったら歯ブラシですよ〜」って親御さんが笑顔で口の中に訳のわからないものをゴシゴシって突っ込んでくるのですから、想像しただけでも恐怖でしかありません。(笑)
それでも、お子さんの大事な歯を守るのは親御さんだけですから、こちらも「屈しない心」を育てていかなければならないのです。
歯医者さんはどうしてるの?ってよく聞かれます。
そうですね、こんな風に自分の脚の間に挟んで、お顔に手を当てて固定します。
万が一にも歯ブラシをしている最中に子供の手足が歯ブラシに当たったりして悲惨な事故につながらないように脚の間に挟んで手足を押さえブラッシングを行います。
写真の状況を見て一部の方は押さえ込むなんて「可哀想」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、虫歯になって痛い思いをするより断然楽しく行っていただけるコミュニケーションとも言えます。
経験から、お子さんもこの姿勢に慣れてしまえば食事の後は自分から脚の間に入って笑顔で磨かせてくれます。そして脚の間に挟まれていることに安心感を覚える様になります。
ですから、親御さんも子供が泣いたら口を開けてくれた!やった歯磨きができる!と思ってばたつく手足を押さえフッ素の入ったうがい不要の歯磨き剤「ミラノール」をガーゼや歯ブラシに含ませてブラッシングを行ってください。
そしてお子さんが親御さん同様のお食事をする様になり、うがいができる様になったら、お子さんに自分自身専用の歯を磨くの歯ブラシと写真のような歯磨き粉をお使いいただきお子さんに歯磨きをさせてあげてください。
うがいの後は、そして親御さんは「ミラノール」を含ませた仕上げブラシで仕上げ磨きをしてあげてくださいね。
そして、お子さんの成長に合わせて予防が行えるよう、定期的にプロによるメインテナンスを受けに歯科医院に通うこともお忘れなく。(笑)