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青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。
先日高校の後輩が歯を1本抜歯することになりました。
今、後輩は単身赴任中です。
後輩は、歯を失った箇所をインプラントにしようと考えています。
会社の仲間たちから、
「今時は歯を失ったらインプラントが一番だよ。」
「家族が歯科医療従事者だから、歯を失ったらインプラントにする。」
など、インプラント押しの話があってインプラントにしようと思うんだけど、後輩に勧めるなら先輩、ぶっちゃけどうなの?と歯医者さん側からの率直な本音の意見が直接聞きたいと相談が来ました。
「私も、身内に勧めるならインプラントかな。だから後輩に勧めるのもインプラントだよ」と回答しました。
「自費じゃん、高いし。笑。歯医者さんが儲かるのが自費治療でしょう」と後輩が本音をぶつけてきましたので笑、
自費治療は、学校では教えてくれない治療方法を歯科医師が自らの時間を使って学び研鑽した治療方法の提供であること、患者さんにより多くの治療方法を提供したいと考え、患者さんの都合に合う治療方法が選択いただけるようメニューを整え、説明し選択いただけるよう研鑽した保険診療以外の治療が自由診療なんだよ。。。
土日に家族との時間や彼女との時間を削って勉強しに行って頑張って提供してるのが自由診療なんだよと。笑
そして後輩も、インプラントが選択できれば、今まで使っていた自分自身の歯と同じように噛むことが叶うので健康面でも、今後の食生活に対するストレスもほとんど感じることがなく過ごせることを説明しました。
もちろん私自身もインプラント経験者です。
使い心地は自分の歯と同様で、インプラント埋入後かなりの年月が経過しますが、違和感なく使い続けることが叶っており良い治療方法であることは経験者としてお勧めできるものです。
使い心地の他に、後輩は現在単身赴任中なので、病院も地元に帰って手術を受けるようにアドバイスしました。
なぜなら、単身赴任中と言うことはいずれは地元に戻ってくるのです。
インプラントの治療を受けるのであれば、ホームドクターの元で手術を受けて定期的にメンテナンスを受け続けられるようにアドバイスをしました。
なぜ、インプラントは地元のホームドクターがいいかというと、
情報は担当した医院しか把握していない。
大きく分けるとこのように重要なポイントがあるのです。
さらにインプラントはチタンのネジを骨に埋め込み上部構造である白い歯の部分を被せるのですが、これもメーカーによって様々な違いがあります。
当院では「ジンウィ・ジャパン」のインプラントを採用しております。
当院がジンウィ・ジャパンの製品を選んだ理由は、
第一に患者さまに安心してインプラントオペを受けていただきたいと考え、
です。
実際の患者さん側の意見としてお話しすると、術後はもちろんしばらく違和感がありました。ですが月日が過ぎていくと今ではどこがインプラントだったっけかな?という快適感です。
仕事柄、歯を失って入れ歯や、ブリッジなどを選択される方も多くみてきましたが、インプラントの埋入はいつでも誰でもできるものではありません。
保険診療にインプラントの項目がありませんので自由診療となります。
料金的な問題でお悩みなる患者さんもいらっしゃいますが、「デンタルローン」のご案内も
可能で、多くの患者さんんが利用されています。
身体の問題として、入れ歯を入れていて歯茎が痩せ細ってしまったり、歯周病で顎骨の構造が脆かったりすると年齢を問わずインプラントの埋入はできません。
ブリッジを一旦選択して両隣の歯を削ってしまっていると、最初は1本の歯の治療が必要で両隣の歯を削りは仕掛けをしてほっとしていたのも束の間、橋掛けしていた部分の両隣の歯に負荷がかかりその2本の歯の治療が必要になり、やがては合計3本の歯を失ってしまうことになります。3本の歯を失って仕舞えば、部分入れ歯にしなくてはならず、使いずらいからインプラントにしたいと思ったら、3本分のインプラントという料金的な負担も増えることになりかねません。
歯を失ってしまった時、私が患者さんの家族なら健康に過ごすため、今と変わらない食生活を続けてほしいと願うはずです。
後輩にももちろん、メリットとデメリットを総合判断して私が後輩の家族なら「おすすめはインプラントかな。」と締めくくりました。
歯を失って、治療方法に迷ったとき詳細のご相談に関しては、ご自身の口腔内の状況、骨の状態がわかる資料が必要になります。お気軽に当院へお運びください。