青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

歯並びって人生のQ O Lに関わるお悩み事だってご存知でしょうか？

歯並びはお顔の見え方に一番影響をもたらすため年齢を問わずに長年お悩みになっている方は多いです。

特に最近ネットで多く語られている「中顔面の長さ」、つまり眉間から口元までの長さが長いと感じてコンプレックスになってしまっている方が多いように感じます。

周囲から見ると、それほど気にならない場合も、ご本人にとっては日々の生活に大きく影響を及ぼし自分に自信が持てなくなり笑顔が消えてしまうなんて患者さんもいらっしゃいます。

なぜそんなに中顔面が気になってしまうのでしょうか？

中顔面とは、顔の一部分を指すのですが、鼻の根元から上唇の下までの領域を指します。顔を三等分に区分けする時の中心部分にあたり、顔おバランスを左右する重要な部分です。

ちなみに、人中はお顔のバランスに関して中顔面と共によく取り上げられる部分です。唇上部から鼻に垂直に伸びている溝のことです。

中顔面はお顔のバランスを決定づける重要な場所です。その長さや形状はお顔全体の印象を大きく左右します。美しいお顔のバランスとされる比率は上顔面。中顔面、下顔面のバランスがほぼ等しい長さであることと言われ、人それぞれの骨格や顔立ちの個性によって変わります。

中顔面が長いとお顔が長く見えてバランスが悪く見えるために、悩みの種となることが多々あります。

中顔面が長く見える原因は？

本格的にバランスを整えたいとなると骨格を変えないといけなくなるので、美容整形の領域に入ります。ですが中顔面が長く見える大きな原因の一つに歯並びがあります。

出っ歯

上顎の前歯が前方に突き出ている歯並びのこと。特に笑った時や話している時に上顎と下顎のバランスが乱れているので、中顔面が長く見える原因になります。

口ボコ

口元が突き出ている状態の歯並びを指します。口が常に半開きの状態のため口呼吸になり、顔の筋肉のバランスが崩れ顎が下に垂れます。また口呼吸による筋肉の使い方がアンバランスのため顔の半分がより発達してしまうために中顔面が長く見えてしまうのです。

受け口

下の前歯が上の前歯を覆っている歯並びのこと（シャクレとも呼ばれます）。上顎が上顎よりも前方に位置します。受け口は上下の位置関係が不均等であるために生じ、下顎が過度に前方に出てしまうため、下半分の顔が前方に突き出て見え結果として中顔面が長く見えてしまいます。

ガミースマイル

口を開けて笑った時に上の歯茎が大きく見えてしまう口元のこと。上顎骨の位置や形状、唇の筋肉の動き、歯の長さなど複数の要素によって受けます。ガミースマイルによって歯肉が多く見える部分が中顔面に加わって全体的に顔が長く見える原因となります。

中画面の長さの影響

中顔面の長さは、このように歯並びや顎の位置が大きく影響を及ぼしています。

これらの原因は顔立ち、表情を形成する基礎的な要素です。そのため、中顔面に自信が持てないと人生のQ O Lに大きな影響を及ぼすこともあります。

小児のうちから矯正を行うことや、成人矯正を行うことで改善する方法の選択が可能です。ただし、歯列矯正は一夜にして結果が出るものではありません。

特に小児矯正においては、成長にあえわせて骨格が柔らかいうちに改善を求めていく治療方法です。健康的に矯正を行うことができる反面、お子さんの成長と共に時間をかけて
治療を行っていきますので通院回数が増えます。

成人矯正は既に顎の成長が終わっているため、治療期間も長く、抜歯などのリスクが伴います。

重度の顎の不均一は歯列矯正だけで中顔面の印象を変えることはできません。顎の手術が必要となり、美容整形の分野になります。

美容整形の分野で手術をすると顎の位置を調整し、その後しれる矯正を行うようになります。手術は大きな負担となり。歯列矯正を行うよりも慎重な判断と準備が必要です。

歯並びの矯正によってお顔のプロポーションとバランスを整え中顔面を短く見せられるようになります。

歯並び矯正の目的は、

• 歯の位置と噛み合わせの改善
• 顎の位置の変化
• 口元のバランスの改善

です。

もし、ご自身の笑顔に自信が持てず、お悩みになっているのであればミドリデンタルクリニックに気軽にご相談ください。

当院では、審美に強い興味を持った女性歯科医師がマウススピース矯正を担当しておりますのでご自身のお顔のバランスについて美しさを引き立てるアドバイスが可能です。

歯並びや骨格に個々の差があるので必ずカウンセリングを受けて矯正の判断してください。