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青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。
年末から春にかけてイベント目白押しの今。歯を白くしたいとホワイトニングやセラミックの治療にいらっしゃる患者さんが数多くいらっしゃいます。
ホワイトニングをしたら歯が痛い!痛み止め飲んだんだけど痛いのが治らないんだけど助けて!!!
残念。そんな時、痛み止めお薬は効きません!
えっ?痛いんだからなんとかして!!!!!
ホワイトニングって治療じゃないよね?なんで痛いの???
そんな叫び声をあげているそこのあなたに朗報です。
ホームホワイトニング用のマウスピースにフッ素が多く入っている子供用の歯磨き粉をたっぷり入れてマウスピースをはめてください。しばらくすると痛みが落ち着いてくるはずです。フッ素濃度が高いものがおすすめです。当院にて販売しています(笑)
へー、そんなことで痛みが軽減するの?信じられないと思った方もいらっしゃるかもしれません。
歯が食器で、ホワイトニングの薬液が食器を白くするためのワイド〇〇だったと仮定するとご理解いただけるかと思います。
茶渋などで茶色っぽくなった食器を白くするために薬液につけるわけですが、一定時間以上つけても食器の元の白さ以上に白くならない、その仕組みと一緒です。
だから、ホワイトニングによる痛みは、痛み止めでは軽減しないのです。
それでも治らない時は、ホワイトニングによる痛みではない可能性が高いので、検診を受けてくださいね。
歯科医院で行うホワイトニングは2種類あります。
院内で行う「オフイスホワイトニング」と、ご自宅で行う「ホームホワイトニング」。
両方を選択すると「デュアルホワイトニング」と名称が変わっていくため、患者さんの中には歯科医院で行えるホワイトニングは3種類だと思ってしまう患者さんも少なくありません。
歯科医療従事者としては「デュアルホワイトニング」が最も効果的で綺麗に仕上がるのと、歯の白さを維持できる期間をご自宅でホワイトニングを行っていただくことでキープする期間を長くすることが叶ったりします。日常的にタバコやコーヒー紅茶、ワインなど着色の可能性が多い嗜好品を摂取する方は特に併用がおすすめです。
そして何より万が一痛みが出てしまった時にご自身のマウスピースがあると上記のような対応が即ご提案できるので安心といった面でもおすすめなのです。
このようなお話をするとホワイトニングサロンでのホワイトニングで痛みが出た時はどうしたらいいの?とご質問をいただくことがあります。
そもそも、ホワイトニングサロンで行うホワイトニングは、歯の表面の汚れを自分で落とすことが目的です。そのため痛みが出たのであればご自身でホワイトニングサロンでの白さのランクを上げたいがために無理な施術を行ったがため、歯のエナメル質を傷つけるような状況を作ってしまったことが原因です。
例えば、シンクの掃除にスクラブの入った洗剤を用いてゴシゴシ擦りすぎて傷がついてしまったそんな状態と同じです。
ホワイトニングサロンを否定も肯定もしませんが、歯科医院であれば保険診療でメンテナンスをすることでプロの汚れ落としが叶ってしまうし、歯科医師がいる歯科医院でホワイトニングを行うと自分自身の歯の一番白いところまで歯を白くすることが叶います。
歯医者は敷居が高いと思われがちですが、定期検診はホワイトニングサロンでいうところの汚れ落としが可能だったりしますので、怖がらずにいらしていただければと思います。笑
また、ホワイトニングサロンの白さの基準はあくまでサロンの規定によるもので、歯科医療現場での白さの基準ではありません。
歯科医院で行うホワイトニングは歯科医師監修のもと特別な薬液を利用してホワイトニングが行えるため汚れ落としのホワイトニングではなくてご自身の歯の一番白いところまで歯を白くすることが叶うのでそもそも目的が違います。
価格やお時間のことばかりが宣伝広告で取り上げられているため歯科医院で行うホワイトニングは高い!と思われがちですが効果が違うのでお値段も違うのです。
歯科医院で行うオフイスホワイトニングは歯科医院へ通う回数が最低4回なのに対し、ホームホワイトニングは最短2回でホワイトニングを開始することができます。
そのためお忙しい方にとってはとても手軽なホワイトニング方法なのです。
ただ、「ホームホワイトニング」は使用方法は1回2時間までとなっています。
ですが、忙しくてはめたままにしてしまった、長い時間はめていたらもっと短時間で白くなるのかと思ってなどの理由で使用方法を守らないと、とってもしみて知覚過敏の状態を引き起こしてしまう可能性が大きくなります。
かくゆう私も皆さんと同じで、通常はオフイスホワイトニングをしているものの、日常の着色が気になるような時、例えばコーヒー今日はよく飲んだな。。。なんていう場合には自宅に帰ってホームホワイトニングを即開始するのですが、韓ドラに夢中になって、、、うたた寝をしてしまった、、、バタバタしてあっという間に2時間を大幅に経過してしまった。。。なんてことは日常茶飯事ですし、今日はカレーを食べたから少し長めにしたほうがいいかなと効果がなくて痛みが出るかもしれないと知りつつ邪な考えも出てしまうのです。
ですから2時間を超えるホワイトニングをしても効果は2時間分しかないし、知覚過敏を起こすだろうというリスクがわかっていても、白くしていたい欲から無駄なことをしてしまうので、患者さんがホワイトニングで痛みが出てしまった時にお伺いする理由もホント、わかるーってなもんです。
ちなみに、ホワイトニングによる痛み、知覚過敏が起きてしまった時はこれ!写真貼り付けますね。歯科医院専売品です。私はブドウ味を常備しています。
ホワイトニングの染みる痛みに不安がある方はホワイトニングご利用の際に一緒にご購入いただけたら安心です。
あー助けて、先生、ホワイトニングの用法守らなかったわ。検診サボってたごめんなさい!っと。そんな時はネットサーフィンなどして一人で悩まず、医院にお電話、長期休暇の時はホームページのお問い合わせにコメントください。私も同じことやっちゃってますから叱ったりしません笑。即レスは難しいかもしれませんが休診中でも対応方法をお話しさせていただいております。