青森市緑にある歯科医院 [ミドリデンタルクリニック]

〒030-0845青森県青森市緑2-13-14

診療時間8:30~12:30/13:30~17:30(木 8:30~12:30 土 8:30~13:30)*休診日:日曜・祝日 tel. 017-777-3232

白い歯って歯医者さんが儲かるだけでしょ?

Beautiful young woman with health teeth and hold teeth whitening tool. Isolated over blue background, asian beauty

青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

友人たちからセラミックの歯について相談を受けると、だいたい話題にあがる「儲かるだけでしょ笑」って話になります。私たちの話が患者さんの声だからね、みんなきっとそう思ってるよ。

いやいや、利益も出るけど保険診療と自由診療では使っている材料もなにもかもが違うからセラミックの歯を作ろうと思うとそれなりに手間もコストもかけて作ってるんだよ…って話になります。笑

歯医者がセラミックの歯、ジルコニアの歯つまり自由診療の白い歯(以降セラミック)を勧める本当の理由。

それは、保険の詰め物と比べて、セラミックを入れた方が保険の詰め物よりもセラミックの方が材料として優れているからです。利益が出るから勧めている訳ではありません。

きちんとした医学的根拠に基づいてセラミックには良い点がたくさんあるのでそういった点についてもご理解いただけるようにお話ししていきたいと思います。

まずはメリット。見た目がいいです。虫歯再発リスクが少ないです。

それだけか…と思う方もいらっしゃるかもしれません。

虫歯の再発はとてもリスキーです。

銀歯を例に挙げると銀の詰め物は見た目が良くありません。特に外国人の方のお口元に銀歯が入っていることはありません。金属なので薄く作ることができるため最初は歯を削る量を少なくすることができます。銀歯にもそういったメリットはありますが、金属というのはどうしてもイオン化したり錆びたりします。そのため体内に不要ないイオン化、錆びた金属を日々取り込んでしまうため金属アレルギーなど身体に不調をきたす原因となります。

外国人の口の中に銀歯が入っていないのはそういった理由からです。

そして銀歯を長年使っているとどうしても歯との間に隙間ができてしまいます。そこから中に虫歯菌が入り込んで長年使っていると中がいつの間にか虫歯になっていて急に痛み出すことが起こりやすい材料なのです。歯の中が虫歯になると急な痛みで虫歯に気づいたり、銀歯が外れて気づいたりすることがあります。気づいた時には虫歯なってしまって銀歯をやりかえないといけない可能性があるというデメリットがあります。銀歯のやりかえは平均年数は約3年と言われていて、せっかく治了をしても3年後には虫歯が再発して銀歯をやりかえなくてはいけないことになります。
そういった点からも、銀歯にはデメリットがあります。金属を使っていないセラミックは金属を使っていないので変形とか経時的に劣化することはほぼありません。汚れもつきにくく中が虫歯になりにくいことが一番のメリットです。2次的な虫歯になりにくい材料の選択は見た目以上にセラミックの優れた点だと私達は考えています。

患者さんの中には虫歯になって何回でも銀歯に直していけばお金もかからないしいいじゃん!ということをおっしゃる方もいらっしゃいますがそれは不可能です。

歯には神経が通っていて銀歯の中に虫歯があってやり変える時には、最初に虫歯になったところからさらに歯を削るので一回くらいは銀歯(詰め物)で治せるのですが、最初の治療が割と神経に近いところまで削っていたりすると虫歯が進んでいる状態なのでさらに2次的な虫歯が進行していると神経までいってしまっている可能性が高くなります。実は1本の歯に対して治療できる回数は決まっていて歯を失うまでせいぜい4〜5回です。そのため何回でも同じ銀歯で直せるということではなくて、銀歯がダメになってしまって歯がダメになってしまった、さらにもう一回銀歯で直して次に歯がダメになってしまった時は神経の治療をしないといけません。神経の治療は回数もかかります。軽度の神経の治療でも治療回数は4〜5回。歯の命も危うくなりますのであまりしたくない治療です。

神経の治療をして大きな銀歯の治療をした歯は次は銀歯の詰め物ではなく銀歯の大きな被せ物を作ります。

ここまでの流れを保険の治療で続けていると保険診療で総額大体3万円から4万円かかります。そして銀歯の大きな被せ物を作ったら終わりではなく、今度は大きく被せた銀歯は歯茎のあたりから虫歯になってしまい再治療の必要性が出てきます。神経の治療を終えた歯は神経をとってしまっているのでこの後の治療は「抜歯」になります。

「抜歯」つまり歯を失うので、歯を失ってしまったところには両隣の歯を削ってブリッジという治療方法の選択になっていきます。

「ブリッジ」は保険で治療が可能ですが両隣の健康な歯を削って被せ物にしてつなげる方法なのでまた歯を失うリスクが高くなってしまいます。

両隣の歯を削りたくない!となると「インプラント」を選択するようになります。

つまり、小さな歯の虫歯の詰め物を最初に保険診療の銀歯を選択した場合の歯の健康寿命とセラミックを選択した場合の健康寿命は大きく違うので私たちは家族が虫歯になったら詰め物は「セラミック」。

見た目ももちろんのことですが、虫歯になってしまった歯を長く持たせたいので虫歯の再発リスクを下げ再治療の回数を減らしたいので「セラミック」を迷わず選びます。

「セラミック」治療の無料カウンセリングも承っていますので、気になることがあればご連絡ください。