青森市の歯医者「ミドリデンタルクリニック」工藤瑞恵です。

前歯をセラミック矯正したいんですけど、メタルボンドクラウンかハイブリッドセラミッククラウンのどちらかにしたいんですけどどちらの方が良いでしょうか？ 値段を抑えたいんですけど！ってセカンドオピニオンの患者さんから質問を受けましたので解説したいと思います。

まずは素材の話から解説します。

1. メタルボンドクラウン：金属にセラミックを焼き付けたもの。
2. ハイブリッドセラミッククラウン：セラミックとプラスチックを混ぜたものでありセラミックではありません。

素材の違いや、お口元の見え方など患者さんごとのこだわりがあるので、値段だけで決めたいのであれば保険適用の選択が一番安価です。

ただし、保険適用の歯は国が定めた様々なルールに則って対応するため患者さんのお身体にとっていいものであるか？との問いに対して歯医者さんが儲かるから自由診療があると捉えてらっしゃる患者さんが多いとは思いますが、保険適用のものが100％患者さんの健康維持にとっていいものであれば、歯医者も保険適用の方が患者さんにお話しやすく、納得していただきやすいという観点から自由診療という存在さえも自体存在しなくていいと思いますとお答えするしかありません。

ですから、治療を受ける際当院を選んでいただいた患者さんにおかれましては一時に支払う金額だけで選択をせず、３６５日２４時間ご自身が使い続けるものに対しての対価として治療方法や素材を選んでいただくこと、ご自身のお身体のことと考慮いただいた場合、食べたいものを長く自由に食べたい！と思うのであれば歯の耐久性、見え方などを総合して治療方法を選んでいただけたらと存じます。

歯の治療は一回治療したら終わりではありません。一度病気になった歯は「完治」ではなく「寛解」。メンテナンスを行なって再発を防ぎ、予防に努めることも大切です。

治療になってしまった理由を考え再発防止に努めることの１つとして再発防止に役立つ素材の治療方法を選択いただくことも大事です。

なんだか重苦しい話しなりましたが笑、「高かろう、安かろう」という言葉通り高いものに比べて安いものにはデメリットが多くあります。安かろう、良かろうはなかなか難しい。下記の表を参考に治療方法をお考えいただければと思います。

良質なものから並べて表にしてみましたがいかがでしょうか？

素材によってメリット・デメリットがあります。

確かに１回で治療に支払う金額に差があります。ですが例えばオールセラミックを使い方とメンテナンス次第では２０年耐久性があるとなったらいかがでしょうか？

今の６０代は人生これから、70代は好きなように食べたいものを食べていきたい。80代我慢なんかしたくない。患者さんのほとんどの方がよくおっしゃる言葉です。

そうすると、患者さんにとって長い目で計画を立てて安価に収めるためには、良い素材のものを長く大事に使い続けていただくことこそが安く収める治療だと言えるのだと思います。

友人から治療方法を相談された時、必ず言われるのが歯医者ってそういう本音のところ教えてくれないじゃん！って言われるので今回はぶっちゃけて書いてみます。

毎日休みなく使うんだよ！食べれなくなる不幸って知らないでしょう？

楽しく晩酌して、大好きなスイーツ食べて、見た目も良くてって保険診療じゃ無理。

絶対、オールセラミックがお得！笑笑笑

こっちはプロだし、毎日あなたと同じ悩みを持った患者さんの相談に乗ってるんだからあなたより知識も経験も豊富。アドバイスだってその患者さん達から使いにくさとか色々聞いて寄り添って教えてもらってきたんだから。

お支払い方法についても、カードの分割支払いよりデンタルローンをご利用いただいた方が当院だと金利3％と銀行のフリーローンよりもはるかに安いのでお気軽にご相談ください。

ぶっちゃけ話が参考になれば幸いです。

お気軽にご相談ください。